佐世保市議会 > 2019-07-03 >
07月03日-06号

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  1. 佐世保市議会 2019-07-03
    07月03日-06号


    取得元: 佐世保市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    令和 元年  6月 定例会           6月定例会議事日程            第6号                 令和元年7月3日(水曜)午後2時開議第1 第93号議案 佐世保市税条例の一部を改正する条例制定の件第2 第94号議案 佐世保市手数料条例の一部改正の件第3 第95号議案 佐世保市印鑑条例の一部改正の件第4 第96号議案 佐世保市火災予防条例の一部改正の件第5 第104号議案 佐世保市博物館島瀬美術センター条例の一部改正の件第6 第105号議案 佐世保市民文化ホール条例の一部改正の件第7 第106号議案 アルカスSASEBO条例の一部改正の件第8 第107号議案 佐世保市宇久ターミナルビル条例の一部改正の件第9 第108号議案 佐世保市行政財産使用料条例の一部改正の件第10 第109号議案 させぼ市民活動交流プラザ設置条例の一部改正の件第11 第110号議案 佐世保市男女共同参画推進センター条例の一部改正の件第12 第158号議案 辺地に係る公共的施設総合整備計画変更の件(黒島辺地)第13 第163号議案 佐世保市有財産取得の件(消防隊員用防火装備)第14 請願第1号 「消費税増税中止を求める意見書」を国に提出することを求める請願第15 第111号議案 佐世保市都市公園条例の一部改正の件第16 第112号議案 佐世保市白浜キャンプ場条例の一部改正の件第17 第113号議案 佐世保市烏帽子岳高原リゾートスポーツ里設置条例の一部改正の件第18 第114号議案 佐世保市白浜海浜公園条例の一部改正の件第19 第115号議案 佐世保市白岳自然公園条例の一部改正の件第20 第116号議案 佐世保市長串山公園条例の一部改正の件第21 第117号議案 佐世保市港湾施設管理使用条例の一部改正の件第22 第118号議案 佐世保市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正の件第23 第119号議案 佐世保市東部クリーンセンター余熱利用施設エコスパ佐世保設置条例の一部改正の件第24 第154号議案 工事請負契約変更契約)締結の件(俵ヶ浦半島公園(仮称)造成工事)第25 第157号議案 佐世保市有財産取得の件(大型パッカー車2台)第26 第159号議案 市道の認定及び廃止の件(認定28路線、廃止27路線)第27 第97号議案 佐世保市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定の件第28 第98号議案 佐世保市霊園条例の一部改正の件第29 第99号議案 佐世保市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件第30 第100号議案 佐世保市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件第31 第101号議案 佐世保市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件第32 第102号議案 佐世保市立幼稚園条例の一部改正の件第33 第120号議案 佐世保市福祉活動プラザ条例の一部改正の件第34 第121号議案 佐世保市立急病診療所条例の一部改正の件第35 第122号議案 佐世保市障害者文化体育施設条例の一部改正の件第36 第123号議案 佐世保市鹿町温泉施設条例の一部改正の件第37 第124号議案 佐世保市保健所及び保健福祉センター条例の一部改正の件第38 第125号議案 佐世保市飼い犬等の管理に関する条例の一部改正の件第39 第126号議案 佐世保市斎場条例の一部改正の件第40 第127号議案 佐世保市霊園納骨堂条例の一部改正の件第41 第128号議案 佐世保市子ども発達センター条例の一部改正の件第42 第129号議案 佐世保市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正の件第43 第130号議案 佐世保市教育集会所条例の一部改正の件第44 第131号議案 佐世保市体育文化館条例の一部改正の件第45 第132号議案 佐世保市総合グラウンド条例の一部改正の件第46 第133号議案 佐世保市東部スポーツ広場条例の一部改正の件第47 第134号議案 佐世保市北部ふれあいスポーツ広場条例の一部改正の件第48 第135号議案 佐世保市温水プール条例等の一部を改正する条例制定の件第49 第136号議案 佐世保市吉井地区及び世知原地区体育施設条例の一部改正の件第50 第137号議案 佐世保市宇久地区体育施設条例の一部改正の件第51 第138号議案 佐世保市小佐々地区体育施設条例の一部改正の件第52 第139号議案 佐世保市江迎地区体育施設条例の一部改正の件第53 第140号議案 佐世保市鹿町地区体育施設条例の一部改正の件第54 第141号議案 佐世保市総合教育センター条例の一部改正の件第55 第156号議案 制作請負契約締結の件(福井洞窟ガイダンス施設(仮称)展示制作)第56 第160号議案 地方独立行政法人佐世保総合医療センター定款の一部変更の件第57 第161号議案 佐世保市立保育所、佐世保市子育て支援センター及び保育事業所条例及び佐世保市立幼稚園条例の一部を改正する条例制定の件第58 第162号議案 佐世保市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件第59 請願第2号 国に対し「国民健康保険料(税)の国庫負担割合の引き上げ及び子どもの均等割軽減を求める意見書」提出を求める請願第60 請願第3号 「安心して生活できる年金制度を政府に求める請願」第61 第103号議案 佐世保市基金条例の一部改正の件第62 第142号議案 佐世保市産業支援センター条例の一部改正の件第63 第143号議案 三川内焼伝統産業会館条例の一部改正の件第64 第144号議案 佐世保市労働福祉センター条例の一部改正の件第65 第145号議案 西海国立公園九十九島動植物園条例の一部改正の件第66 第146号議案 九十九島パールシーリゾート条例の一部改正の件第67 第147号議案 佐世保市吉井活性化センター条例の一部改正の件第68 第148号議案 佐世保市世知原活性化施設条例の一部改正の件第69 第149号議案 佐世保市吉井構造改善センター条例の一部改正の件第70 第152号議案 佐世保市漁港管理条例の一部改正の件第71 第153号議案 佐世保市漁民総合センター条例の一部改正の件第72 第155号議案 工事請負契約変更契約)締結の件(口木地区水産基盤整備工事)第73 第150号議案 佐世保市冷水岳ふるさと物産館条例の一部改正の件第74 第151号議案 佐世保市烏帽子岳散策の森条例の一部改正の件第75 第92号議案 令和元年度佐世保一般会計補正予算(第3号)第76 意見書案第1号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書第77 第164号議案 佐世保市副市長選任の件第78 第165号議案 佐世保市副市長選任の件第79 第166号議案 佐世保市監査委員選任の件第80 第167号議案 佐世保市固定資産評価員選任件-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ-----------------------------------出席議員(32名) 1番 田山藤丸君    2番 鶴 大地君 3番 松尾俊哉君    4番 小田徳顕君 5番 角田隆一郎君   6番 宮田京子君 7番 橋之口裕太君   8番 久保葉人君 9番 萩原 活君    10番 宮島武雄君 11番 佐藤文子君    12番 久野秀敏君 13番 永田秀人君    14番 北野正徳君 15番 山下廣大君    16番 永安健次君 17番 湊 浩二郎君   18番 山口裕二君 19番 崎山信幸君    20番 林 健二君 21番 森田 浩君    22番 柴山賢一君 23番 小野原 茂君 25番 田中 稔君    26番 草津俊比古君 27番 浦 日出男君   28番 長野孝道君 29番 松尾裕幸君    30番 市岡博道君 31番 大塚克史君    32番 古家 勉君 33番 山下隆良君欠席議員(1名) 24番  大村哲史君-----------------------------------説明のため出席した者 市長        朝長則男君   副市長       川田 洋君 副市長       山口智久君   基地政策局長    東 隆一郎君 行財政改革推進局長 佐々木謙一君  企業立地推進局長  豊原 稔君 防災危機管理局長  中尾和章君   契約監理室長    小寺紀彰君 企画部長      中島勝利君   総務部長      田所和行君 財務部長      橋口昌浩君   観光商工部長    井元保雅君 農林水産部長    吉田敏之君   都市整備部長    池田正樹君 土木部長      杉本和孝君   港湾部長      神崎良平君 市民生活部長    中西あけみ君  保健福祉部長    塚元 勝君 子ども未来部長   渡辺恵美君   環境部長      木村陽三君 水道局長      谷本薫治君   消防局長      西崎正明君 教育委員会教育長  西本眞也君   農業委員会会長   八並秀敏君 代表監査委員    相良克巳君   選挙管理委員会委員長                             玉井 晃君-----------------------------------事務局職員出席者 事務局長      池田真二君   事務局次長議会運営課長                             宮崎謙一郎君 課長補佐兼議事調査係長           藤原理教君     14時00分 開議 ○議長(崎山信幸君)  出席議員は定足数に達しております。 これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △事務報告 ○議長(崎山信幸君)  諸般の報告は、タブレットに配信いたしておりますので、朗読を省略いたします。----------------------------------- 事務報告                           第2号                           令和元年7月3日1.次の議員から欠席届が提出された。  大村哲史議員2.監査委員から次の報告が提出された。 ①監査委員報告第8号 例月現金出納検査結果について(佐世保市一般会計及び特別会計の平成31年2月分) ②監査委員報告第9号 例月現金出納検査結果について(佐世保市水道、下水道、交通各事業会計の平成31年2月分)----------------------------------- △日程第1 第93号議案から △日程第14 請願第1号まで ○議長(崎山信幸君)  日程第1第93号議案から日程第14請願第1号までの14件を一括議題といたします。 総務委員長審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和元年6月28日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                         総務委員長 北野正徳            総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条及び佐世保市議会会議規則第85条第1項の規定により報告します。                 記1 第93号議案 佐世保市税条例の一部を改正する条例制定の件2 第94号議案 佐世保市手数料条例の一部改正の件3 第95号議案 佐世保市印鑑条例の一部改正の件4 第96号議案 佐世保市火災予防条例の一部改正の件5 第104号議案 佐世保市博物館島瀬美術センター条例の一部改正の件6 第105号議案 佐世保市民文化ホール条例の一部改正の件7 第106号議案 アルカスSASEBO条例の一部改正の件8 第107号議案 佐世保市宇久ターミナルビル条例の一部改正の件9 第108号議案 佐世保市行政財産使用料条例の一部改正の件10 第109号議案 させぼ市民活動交流プラザ設置条例の一部改正の件11 第110号議案 佐世保市男女共同参画推進センター条例の一部改正の件12 第158号議案 辺地に係る公共的施設総合整備計画変更の件(黒島辺地)13 第163号議案 佐世保市有財産取得の件(消防隊員用防火装備) 以上、いずれも原案を可決した。14 請願第1号 「消費税増税中止を求める意見書」を国に提出することを求める請願 以上、不採択とすべきものと決定した。-----------------------------------総務委員長(北野正徳君) (登壇) 本委員会に付託されました各案件につきまして、審査の結果を報告いたします。 まず、第104号議案佐世保博物館島瀬美術センター条例の一部改正の件から第110号議案佐世保男女共同参画推進センター条例の一部改正の件の以上7件につきましては、消費税法及び地方税法の一部改正並びに受益者負担適正化指針に基づく見直しに伴い、条例改正の議案が提案されるものであります。 なお、第105号議案、第109号議案及び第110号議案の3件につきましては、前述した両面での条例改正であり、そのほかの4件については、消費税法及び地方税法の一部改正に伴う条例改正となっております。 委員会では、消費税関連議案の7件につきまして、結論の際、「消費税の増税については、現在の社会情勢を踏まえ、日本共産党会派としては、反対である」旨の反対討論がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案を可決することに決定いたしました。 このほか、第93号議案佐世保市税条例の一部を改正する条例制定の件から第96号議案佐世保火災予防条例の一部改正の件及び第158号議案辺地に係る公共的施設総合整備計画変更の件並びに第163号議案佐世保市有財産取得の件の以上6件につきましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 最後に、請願第1号「消費税増税中止を求める意見書」を国に提出することを求める請願についてでありますが、委員会では、結論に際し、「増税した場合の社会的影響度を考えると、消費税増税は中止すべきであることから、当請願には賛成である」旨の賛成討論がありましたが、採決の結果、賛成少数で不採択とすることに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。13番永田秀人議員。 ◆13番(永田秀人君) (登壇) 13番、市民クラブ会派永田秀人です。 請願第1号「消費税増税中止を求める意見書」を国に提出することを求める請願につきまして、反対の立場で討論したいと思います。 本請願は、消費税は逆進性があること、また、格差が拡大している社会情勢などを踏まえて、本年10月からの消費増税を中止するよう国に求めてもらいたいとの趣旨でございます。 私ども市民クラブ会派の中では、この主張自体には賛同する声もありました。私も消費税増税というのはいかがなものかという気持ちはずっとあります。しかし、本定例会でも消費税増税に伴うさまざまな対応について審議してきたところであります。今から増税中止となれば、そういったものを含めて改めて見直さなくてはなりません。見直すとなれば、10月からの増税予定でありますので、9月末までの3カ月間で、国がまず増税を中止する法案により、10月からの増税を見送り、それに対応して各自治体で手だてを行う、そういった話になってくると、非常に時間的にもタイトであるという部分がある。地方自治体の現場にも相当の負担をかける、混乱を生ずるということが明らかだと思います。 こういった混乱を生じるおそれがあることから、この時期で10月からの消費税増税中止を求める請願に地方自治体の議会として賛同するのは難しいという考えから、この請願には反対でございます。 以上です。 ○議長(崎山信幸君)  4番小田徳顕議員。 ◆4番(小田徳顕君) (登壇) 日本共産党の小田徳顕です。不測の事態が起こりましたが、請願第1号「消費税増税中止を求める意見書」を国に提出することを求める請願について、賛成の立場から討論いたします。 消費税は「広く薄く課税する、社会保障の安定した財源だ」などと言われていますが、低所得者ほど負担が重い逆進的な税金なのは明らかです。社会保障を賄う財源として、これほどふさわしくないものはありません。 さらに、国の財政再建のためと言ってきましたが、再建どころか、消費税導入後、一層厳しくなっているのが今日の状況です。年金カット、医療、介護など社会保障費の負担増、そして実質賃金の低下、物価上昇の三重苦のもとで、これ以上節約するところがないという声が上がっています。 国民に大きな負担を押しつける消費税の増税は、消費を落ち込ませ、経済を破壊します。日本経済は深刻な消費不況に落ち込み、政府も2015年10月に予定した10%への再増税を2回も延期しなければなりませんでした。8%に引き上げられてから、ほとんどの月で家計の消費支出が前年を下回っており、経済の低迷を長引かせています。国民の暮らしはますます苦しくなる一方で、大企業は4年連続最高益で内部留保は400兆円を超えていますが、賃上げにほとんど回っていないのが実態です。国民には増税で負担を押しつけ、大企業には4兆円も企業減税をするなど、逆立ちした仕組みを改める必要があります。 安倍首相は、今回は景気が上向いているとして、一部の食料品の税率の据え置きや教育無償化などのほか、消費の落ち込みに対策をとるので影響は抑えられると言います。今回の10%増税では、軽減税率の導入で負担が軽くなるかのように言われていますが、あくまで消費税率10%への引き上げが前提で、食料品などが8%に据え置かれるだけというものです。国民に増税が押しつけられることには何ら変わりません。消費税率が10%へ引き上げられれば、食料品を8%に据え置いても、4.5兆円もの大増税になります。 やるべきことは、富裕層や大企業への優遇を改め、能力に応じた負担の原則を貫く税制改革と浪費をなくす歳出改革、また同時に、国民の所得をふやす経済改革です。大企業にためこまれた400兆円を超える内部留保の一部を活用し、賃上げを行い、人間らしく働くルールを確立し、国民の所得をふやして内需を温め、経済の好循環と安定成長を実現すべきです。 以上のことから、消費税増税を中止することを国に強く求めるべきだと考えます。この請願に賛成の討論を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  討論をとどめます。 これより、まず、第93号議案から第96号議案までの4件を一括して採決いたします。以上4件は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上4件は原案のとおり可決されました。 次に、第104号議案佐世保博物館島瀬美術センター条例の一部改正の件から第110号議案佐世保男女共同参画推進センター条例の一部改正の件までの7件を一括して採決いたします。以上7件は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、以上7件は原案のとおり可決されました。 次に、第158号議案及び第163号議案の2件を一括して採決いたします。以上2件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、請願第1号「消費税増税中止を求める意見書」を国に提出することを求める請願を採決いたします。本件は採択することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立少数であります。よって、本件は不採択と決定いたしました。----------------------------------- △日程第15 第111号議案から △日程第26 第159号議案まで ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第15第111号議案から日程第26第159号議案までの12件を一括議題といたします。 都市整備委員長審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和元年6月27日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       都市整備委員長 久保葉人            都市整備委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第111号議案 佐世保市都市公園条例の一部改正の件2 第112号議案 佐世保市白浜キャンプ場条例の一部改正の件3 第113号議案 佐世保市烏帽子岳高原リゾートスポーツ里設置条例の一部改正の件4 第114号議案 佐世保市白浜海浜公園条例の一部改正の件5 第115号議案 佐世保市白岳自然公園条例の一部改正の件6 第116号議案 佐世保市長串山公園条例の一部改正の件7 第117号議案 佐世保市港湾施設管理使用条例の一部改正の件8 第118号議案 佐世保市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正の件9 第119号議案 佐世保市東部クリーンセンター余熱利用施設エコスパ佐世保設置条例の一部改正の件10 第154号議案 工事請負契約変更契約)締結の件(俵ヶ浦半島公園(仮称)造成工事)11 第157号議案 佐世保市有財産取得の件(大型パッカー車2台)12 第159号議案 市道の認定及び廃止の件(認定28路線、廃止27路線) 以上、いずれも原案を可決した。-----------------------------------都市整備委員長久保葉人君) (登壇) 本委員会に付託されました各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第154号議案工事請負契約変更契約)締結の件についてでありますが、当局から、「俵ヶ浦半島公園(仮称)造成工事については、平成30年6月定例会において、工事請負契約締結に係る議案の議決、同年12月定例会において、排水対策のための工事請負契約変更契約)締結に係る議案の議決を経て、現在、工事を進めているが、土質が当初の想定よりも軟弱であることが判明し、造成する丘の盛り土として使用するために土質の改良が必要となったことから、原契約金額4億1,429万1,240円を4億2,035万8,840円に増額するとともに、本年8月30日までとしていた工事期間を本年10月31日までに変更するものである」との説明があっております。 委員会では、本件のみならず、契約変更に至る事案がたびたび見受けられることから、改善に向けた対応を図ることができないかただしましたところ、当局から、「本件について、当該地は、旧つくも苑の跡地であり、長崎県において、5カ所のボーリング調査を実施されており、そのデータと県への聞き取りの結果、礫質土との情報を得たことから、その結果に基づき、工事の積算を行ったものである。また、事前の調査については、ボーリング調査の箇所数をふやすとしても多額の経費を要し、また、いかに調査を行ったとしても、地下の完全な土質情報を得ることは難しいため、現状としては、実際に工事に着手し、現場の状況に変更が生じた場合には、契約者と協議を行った上で、変更契約の議案を提案する手続にならざるを得ないと認識している」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 次に、第159号議案市道の認定及び廃止の件についてでありますが、当局から、「今回の議案については、市道の認定として、民間の宅地開発に伴う5路線、県道からの移管に伴う1路線、未利用路線等是正事業に伴う22路線の合計28路線、また、市道の廃止としては、島瀬町の名切川左岸線の1路線、未利用路線等是正事業に伴う26路線の合計27路線となっている」との説明があっております。 委員会では、今回の市道の認定のうち、県道から移管される予定の潜木世知原町線について、市道としての認定基準を満たしているのかただしましたところ、当局から、「市道の認定基準である道路幅員4メートル以上を満たしており、また、県から移管を受けるに当たり、市としても、県が実施する路面やガードレール等の補修に立ち会い、場合によっては、さらに補修の要請を行うなどの調整を繰り返しながら、今回、市として管理できる状態になったものと判断し、市道の認定に係る議案を提案したものである」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 次に、第111号議案佐世保都市公園条例の一部改正の件から第119号議案佐世保東部クリーンセンター余熱利用施設エコスパ佐世保設置条例の一部改正の件の以上9件につきましては、消費税法及び地方税法の一部改正並びに受益者負担適正化指針に基づく見直しに伴い、条例改正の議案が提案されるものであります。 なお、第111号議案、第113議案及び第119号議案の3件につきましては、前述した両面での条例改正であり、そのほかの6件については、消費税法及び地方税法の一部改正に伴う条例改正となっております。 最後に、第157号議案佐世保市有財産取得の件についてでありますが、宇久地区のごみを本土へ搬送するための大型パッカー車2台を3,080万円で購入するものであります。 委員会といたしましては、以上10件につきまして、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。まず、第111号議案佐世保都市公園条例の一部改正の件から第119号議案佐世保東部クリーンセンター余熱利用施設エコスパ佐世保設置条例の一部改正の件までの9件を一括して採決いたします。以上9件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、以上9件は原案のとおり可決されました。 次に、第154号議案から第159号議案までの3件を一括して採決いたします。以上3件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第27 第97号議案から △日程第60 請願第3号まで
    ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第27第97号議案から日程第60請願第3号までの34件を一括議題といたします。 文教厚生委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和元年6月28日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       文教厚生委員長 萩原 活            文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条及び佐世保市議会会議規則第85条第1項の規定により報告します。                 記1 第97号議案 佐世保市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定の件2 第98号議案 佐世保市霊園条例の一部改正の件3 第99号議案 佐世保市児童福祉施設の設置及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件4 第100号議案 佐世保市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件5 第101号議案 佐世保市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件6 第102号議案 佐世保市立幼稚園条例の一部改正の件7 第120号議案 佐世保市福祉活動プラザ条例の一部改正の件8 第121号議案 佐世保市立急病診療所条例の一部改正の件9 第122号議案 佐世保市障害者文化体育施設条例の一部改正の件10 第123号議案 佐世保市鹿町温泉施設条例の一部改正の件11 第124号議案 佐世保市保健所及び保健福祉センター条例の一部改正の件12 第125号議案 佐世保市飼い犬等の管理に関する条例の一部改正の件13 第126号議案 佐世保市斎場条例の一部改正の件14 第127号議案 佐世保市霊園納骨堂条例の一部改正の件15 第128号議案 佐世保市子ども発達センター条例の一部改正の件16 第129号議案 佐世保市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正の件17 第130号議案 佐世保市教育集会所条例の一部改正の件18 第131号議案 佐世保市体育文化館条例の一部改正の件19 第132号議案 佐世保市総合グラウンド条例の一部改正の件20 第133号議案 佐世保市東部スポーツ広場条例の一部改正の件21 第134号議案 佐世保市北部ふれあいスポーツ広場条例の一部改正の件22 第135号議案 佐世保市温水プール条例等の一部を改正する条例制定の件23 第136号議案 佐世保市吉井地区及び世知原地区体育施設条例の一部改正の件24 第137号議案 佐世保市宇久地区体育施設条例の一部改正の件25 第138号議案 佐世保市小佐々地区体育施設条例の一部改正の件26 第139号議案 佐世保市江迎地区体育施設条例の一部改正の件27 第140号議案 佐世保市鹿町地区体育施設条例の一部改正の件28 第141号議案 佐世保市総合教育センター条例の一部改正の件29 第156号議案 制作請負契約締結の件(福井洞窟ガイダンス施設(仮称)展示制作)30 第160号議案 独立行政法人佐世保市総合医療センター定款の一部変更の件31 第161号議案 佐世保市立保育所、佐世保市子育て支援センター及び保育事業所条例及び佐世保市立幼稚園条例の一部を改正する条例制定の件32 第162号議案 佐世保市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 以上、いずれも原案を可決した。33 請願第2号 国に対し「国民健康保険料(税)の国庫負担割合の引き上げ及び子どもの均等割軽減を求める意見書」提出を求める請願34 請願第3号 「安心して生活できる年金制度を政府に求める請願」 以上、いずれも不採択とすべきものと決定した。----------------------------------- ◆文教厚生委員長(萩原活君) (登壇) 本委員会に付託されました各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第102号議案佐世保市立幼稚園条例の一部改正の件についてでありますが、佐世保市立天神幼稚園を令和3年3月末で廃園とするものであります。 当局から、「佐世保市立幼稚園は、平成13年3月定例会における市議会の「佐世保市立公立幼稚園の見直し推進計画に関する決議」において、「永続的に行政での運営を固定化することは、多くの市民の理解は得られないものと思考する。よって、少子化がさらに進行することを踏まえ、公立幼稚園の廃止または民間移譲についても十分な検討がなされるべきである」とされたことを受け、以後、あり方に関する研究等を進めてきたが、当該幼稚園の在園児が定員70人の2割以下の充足率にとどまる状況などを踏まえ、当該幼稚園を廃園とするものである」との説明があっております。 委員会では、「現在、在園児として年長児が6人で年中児が1人となっており、来年春、年長児が卒園した後、令和2年度の応募がない場合、園児が1人のみとなるが、何らかの対応を検討しているのか」との質疑があり、当局から、「当該園児の保護者からの相談に対し、「1人であっても、しっかりと対応していく」旨お伝えしているが、どうしても1人では、さまざまな触れ合いや集団生活等に支障が出ることもあるので、可能な範囲で、市立の白南風幼稚園の園児との交流や、地域の方々との交流を行うなど、検討していきたい」との答弁があっております。 これを受け、委員からは、「小学校に上がる前に同世代の子どもたちとの触れ合いの中で集団生活などを学んでいく大事な時期である。その時期に集団生活ができない状況となることについて、幼児教育の専門的な視点から、在園児が1名となる場合の影響などを当該園児の保護者にも十分に説明を行い、情報交換を行いながら対応してもらいたい」との意見があっております。 以上が審査の概要ですが、委員会といたしましては、第97号議案から第101号議案を含む、以上6件につきましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 次に、第123号議案佐世保鹿町温泉施設条例の一部改正の件についてであります。本件は、受益者負担適正化指針に基づき3年ごとの見直しを行うことと、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、令和元年10月1日から地方消費税を含む消費税の税率が10%に引き上げられることから、課税対象となる施設の利用料金が改正されるものであります。 委員会では、「現在の区分として、大人料金の半額である子ども料金の区分となっている中学生が、改正後は大人料金の区分へ変更となっており、中学生に限れば、現在の310円が変更後は660円となっている。これは、受益者負担適正化指針の激変緩和措置の基準である1.5倍を大きく上回る増加額となっており、今回の受益者負担適正化指針に基づく改正内容として、事前の検証を十分に行っているのか」とただしましたところ、当局から、「市保有の日帰り温泉類似施設や、民間の類似施設において、中学生の料金区分については、一般的に大人料金となっていることから、今回の区分の変更は、市保有の類似施設との格差解消を行ったものである。また、料金が激変緩和措置の基準である1.5倍以内かどうかについては、同じ料金区分の改正前後を比較しており、中学生については区分を変更するという整理であった」との答弁があっております。 これを受け、委員からは、「条例改正の手順としては、中学生の区分の変更を先に行っておいて、今回、料金改正を行うという手順を踏むべきだったのではないか」とただしましたところ、当局から、「今回の料金改定については、類似施設間の格差解消という考え方で、中学生を大人料金と同じ区分に変更したものであるが、これまで310円だった料金が660円に変更となることから、御指摘のとおり、激変緩和措置をとる必要があったものと考える」との答弁があっております。 また、当該部局を所管する副市長から、「今回、事前の精査が十分でなく、激変緩和措置を講じていなかったことにより、当委員会の審査に混乱を生じさせたことをおわびする。本件については、次回の見直しを行うまでの間、激変緩和措置を講ずることとするが、条例は料金の上限を設定しているものであるため、条例改正議案はこのままとし、実際の料金設定は、条例の範囲内において指定管理者が市長の承認を得て定めることとなるため、現行310円の1.5倍の460円の料金設定としたい。今後は、各部局に対し、事前の調査・検討の再徹底を強く指示することとする」との答弁と謝罪の弁があっております。 委員会といたしましては、本件の審査において、中断を生じるなど混乱を招いたことを重く見、「条例改正等の議案を提案するに当たっては、その改正内容について、現行と改正後の制度の内容を事前に十分精査を行い、市の制度、政策と矛盾するような改正となることがないよう、意を用いて取り組むこと」との要望を付しておきます。 以上が審査の概要ですが、委員会といたしましては、同様に受益者負担適正化・消費税関係議案である第120号議案から第122号議案、第124号議案から第141号議案を含む、以上22件につきましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 次に、第156号議案制作請負契約締結の件についてでありますが、福井洞窟ガイダンス施設(仮称)展示制作に関し、契約金額1億7,380万円で、株式会社丹青社と請負契約を締結されるもので、展示施設のジオラマ、グラフィック、レプリカなどの制作を行うものであります。 委員会では、「新たに福井洞窟ガイダンス施設(仮称)の展示室を整備するに当たり、この施設では年間どれほどの入場者を見込んでいるのか」との質疑があり、当局から、「市内のほかの展示施設の実績から類推し、年間約1万人の来場者を目標に考えている」との答弁があっております。 これを受け、委員から、「年間1万人の目標を達成するためにも、市内の子どもたちに歴史を勉強する場として役立てるような考えはあるのか」との質疑があり、当局から、「現在、自分たちの住んでいる郷土、まちについてよく知ろうという「ふるさと教育」を進めている。この福井洞窟は考古学的に見ても大変貴重な遺跡であり、このような貴重な遺跡が市内にあることを子どもたちに知ってもらうことは非常に大切なことである。各学校での「ふるさと教育」の一環として、来場してもらう仕組みづくりを行いたい」との答弁があっております。 委員会としては、第160号議案から第162号議案を含む、以上4件につきましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 次に、請願第2号国に対し「国民健康保険料(税)の国庫負担割合の引き上げ及び子どもの均等割軽減を求める意見書」提出を求める請願についてでありますが、請願者から趣旨説明を受けるなど慎重に審査をいたしました。 委員会では、結論に際し、「請願の趣旨は一定理解するものの、本件については、国において論議を深める問題と捉えており、現時点では当請願には賛成できない」、また、「国庫負担割合の引き上げについては期待している部分ではあるが、子どもの均等割軽減については、全国市議会議長会の要望としてもここまでは踏み込んでおらず、さまざまな選択肢の余地を残し要望している状況である。そのようなことで、議会としても議論が深まっている状況とは言えず、現時点では当請願には賛成できない」などの趣旨による反対討論があり、採決の結果、賛成者なく不採択とすることに決定いたしました。 最後に、請願第3号「安心して生活できる年金制度を政府に求める請願」についてでありますが、請願者から趣旨説明を受けるなど慎重に審査をいたしました。 委員会では、結論に際し、「請願の趣旨は一定理解するものの、最低保障年金制度は年金未納者に対しても保障を行うこととなるため、不公平を生じることとなる。年金制度は相互扶助が基本であり、保険料で賄うことが大原則であるため、未納者へも最低保障年金を支給する趣旨には賛同できない。また、毎月支給についても、財政的な負担から困難と思われるので、当請願には賛同できない」、また、「最低保障年金制度の趣旨は一定理解するものの、毎月支給については、年金制度の運営に財政的及び事務的な負担となるのは明らかであるため、当請願には反対である」などの趣旨による反対討論があり、採決の結果、賛成者なく不採択とすることに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 これより討論に入ります。4番小田徳顕議員。 ◆4番(小田徳顕君) (登壇) 請願第2号と請願第3号について、賛成の立場から討論いたします。 全国どこでも高過ぎる国民健康保険料(税)が住民を苦しめ、滞納へのペナルティーによって保険証を取り上げられ、病院での受診がおくれて死亡するなどの悲惨な事態が起こっています。国保は、無職者、年金生活者、非正規雇用の労働者が多く加入し、医療保険の中で平均所得が最も低い反面、1人当たりの保険料は、中小企業の労働者が加入する協会健保の1.3倍、大企業の労働者が加入する組合健保の1.7倍に上ります。国保料には家族の数に応じて負担がふえる均等割があるため、子育て世帯などでは国保と協会健保の保険料の格差は2倍に広がります。 ことし2月の衆議院予算委員会で、安倍首相は、高齢化の進行や無職、非正規雇用労働者など低所得加入者が増加するなどの構造的な問題があることを認めています。全国知事会もこうした問題を解決するために、1兆円の公費投入増など、国の財政投入により国保料を協会健保並みの保険料に引き下げることを求めています。 高過ぎる国保料を引き下げ、格差を解消することは、住民の暮らしと健康を守るためにもまた、国保の持続可能性と医療保険制度全体の安定のためにも重要な課題です。暮らし、福祉最優先に税財政を見直して、必要な財源を確保すべきです。そのためにも国庫負担の引き上げを求めるべきです。 続きまして、請願第3号について賛成の立場から討論いたします。 「年金だけでは足りないから老後に向けて夫婦で2,000万円必要」という金融庁の報告書が問題になりました。消費税は10%に増税されるのに、年金には頼れない、将来への展望は見えないとの思いが、国民の皆さんの間には広がっています。請願者が指摘されている問題は、公的年金制度が余りにも貧しい年金となっていることです。請願者が求めているように、低年金の方へ緊急の底上げが必要です。その上で、全額国庫負担による最低保障年金制度は、全国市長会も創設を求めていますし、ヨーロッパでも当たり前のことです。こうした貧しい年金制度の底上げこそ喫緊の課題です。 私は、高額所得優遇の年金保険料の見直しや年金積立金を給付に活用すること、賃金を上げ、正規雇用をふやすことなどで、保険料収入と加入者をふやすなどの対策をとることによって、減らない年金制度へと改め、さらには大企業優遇税制の改正などにより財源をつくり、安心できる年金制度にしていくことが必要だと考えます。 既に年金を受給されている方も、40歳以下の若い方も含め、国民的な議論が制度面でももちろん財源面でも必要だと考えています。暮らしに希望を届ける、安心できる年金制度をつくっていくための真摯な姿勢が政治の側にこそ求められます。地方から声を上げていくことが必要だと思います。 この請願に賛成の討論を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  討論をとどめます。 まず、第97号議案から第102号議案までの6件を一括して採決いたします。以上6件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上6件は原案のとおり可決されました。 次に、第120号議案佐世保福祉活動プラザ条例の一部改正の件から第141号議案佐世保総合教育センター条例の一部改正の件までの22件を一括して採決いたします。以上22件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、以上22件は原案のとおり可決されました。 次に、第156号議案から第162号議案までの4件を一括して採決いたします。以上4件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上4件は原案のとおり可決されました。 次に、請願第2号国に対し「国民健康保険料(税)の国庫負担割合の引き上げ及び子どもの均等割軽減を求める意見書」提出を求める請願を採決いたします。本件は採択することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立少数であります。よって、本件は不採択と決定いたしました。 次に、請願第3号「安心して生活できる年金制度を政府に求める請願」を採決いたします。本件は採択することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立少数であります。よって、本件は不採択と決定いたしました。----------------------------------- △日程第61 第103号議案から △日程第74 第151号議案まで ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第61第103号議案から日程第74第151号議案までの14件を一括議題といたします。 企業経済委員長の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和元年6月28日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       企業経済委員長 柴山賢一            企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第103号議案 佐世保市基金条例の一部改正の件2 第142号議案 佐世保市産業支援センター条例の一部改正の件3 第143号議案 三川内焼伝統産業会館条例の一部改正の件4 第144号議案 佐世保市労働福祉センター条例の一部改正の件5 第145号議案 西海国立公園九十九島動植物園条例の一部改正の件6 第146号議案 九十九島パールシーリゾート条例の一部改正の件7 第147号議案 佐世保市吉井活性化センター条例の一部改正の件8 第148号議案 佐世保市世知原活性化施設条例の一部改正の件9 第149号議案 佐世保市吉井構造改善センター条例の一部改正の件10 第152号議案 佐世保市漁港管理条例の一部改正の件11 第153号議案 佐世保市漁民総合センター条例の一部改正の件12 第155号議案 工事請負契約変更契約)締結の件(口木地区水産基盤整備工事) 以上、いずれも原案を可決した。-----------------------------------                           令和元年6月28日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       企業経済委員長 柴山賢一            企業経済委員会継続審査申出書 本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第21条の規定により申し出ます。                 記1 第150号議案 佐世保市冷水岳ふるさと物産館条例の一部改正の件2 第151号議案 佐世保市烏帽子岳散策の森条例の一部改正の件  理由     さらに検討を要するため----------------------------------- ◆企業経済委員長(柴山賢一君) (登壇) 本委員会に付託されました各案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第103号議案佐世保市基金条例の一部改正の件についてでありますが、森林環境譲与税を森林整備に関する施策等の財源に充てるため、森林環境譲与税基金を創設されるものです。 当局から、「森林は国土の保全や水源の涵養、土砂災害の防止など多面的な機能を保有している。しかし、森林整備を推進するに当たっての林業就業者等の担い手不足の問題や、個人有林においては相続が発生した森林所有者等から森林整備計画への同意を得ることが困難な状況があるなど、多くの課題が存在している。それらの課題を克服するため、国の施策により、適切な管理が行われていない森林等について、市町村が仲介し、経営や管理を実施することが可能となる「森林経営管理法」と「森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律」が平成31年4月1日から施行された。これに伴い、目的税である森林環境譲与税が本年度から本市に譲与されることとなり、今後、これを財源として森林整備の促進に関する施策等を実施していくため、創設するものである」との説明があっております。 次に、第142号議案佐世保産業支援センター条例の一部改正の件から第149号議案佐世保吉井構造改善センター条例の一部改正の件及び第152号議案佐世保漁港管理条例の一部改正の件、第153号議案佐世保漁民総合センター条例の一部改正の件についてでありますが、受益者負担適正化指針に基づく見直しを行うとともに、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、本年10月1日から地方消費税を含む消費税の税率が10%に引き上げられることから、課税対象となる本市施設の使用料、利用料金などを改定されるものです。 第155号議案工事請負契約変更契約)締結の件についてでありますが、平成30年6月定例会で議決し、契約を締結しておりました口木地区水産基盤整備工事に関し、防波堤の上部工の形状変更や、付属工の追加などに伴い、原契約金額3億7,950万120円を4億1,999万2,560円に増額されるものです。 以上12件につきまして、全会一致で可決することに決定いたしました。 最後に、第150号議案佐世保冷水岳ふるさと物産館条例の一部改正の件及び第151号議案佐世保烏帽子岳散策の森条例の一部改正の件につきまして、委員会では、平成27年度から平成29年度の3カ年において、使用者数がゼロ人にもかかわらず、使用料を値上げする理由をただしましたところ、当局から、「消費税法及び地方税法の一部改正、並びに、受益者負担適正化指針に基づく見直しであり、受益者負担の公平性を確保するため、使用料を改定するものである」との答弁があっております。 委員会といたしましては、結論に際し、「今回の受益者負担の見直し期間である3年間において、施設来場者はあるものの、使用許可申請による施設の使用は皆無である。そのため、施設の設置目的や使用料のあり方を再考する必要があることから、継続審査としたい」との動議が出され、採決の結果、全会一致で継続審査とすることに決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。 まず、第103号議案を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、第142号議案佐世保産業支援センター条例の一部改正の件から第153号議案佐世保漁民総合センター条例の一部改正の件までの10件を一括して採決いたします。以上10件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)起立多数であります。よって、以上10件は原案のとおり可決されました。 次に、第155号議案を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、企業経済委員長から報告のとおり、目下委員会において審査中の第150号議案佐世保冷水岳ふるさと物産館条例の一部改正の件及び第151号議案佐世保烏帽子岳散策の森条例の一部改正の件の2件については、委員会規則第21条の規定により、タブレットに配信いたしておりますとおり、閉会中の継続審査の申出書が提出されております。 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上2件は閉会中の継続審査とすることに決定をいたしました。----------------------------------- △日程第75 第92号議案 ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第75第92号議案を議題といたします。 各常任委員会の審査報告を求めます。-----------------------------------                           令和元年6月27日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       都市整備委員長 久保葉人            都市整備委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第92号議案 令和元年度佐世保一般会計補正予算(第3号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第8款 土木費、第9款 港湾費 以上、原案を可決した。-----------------------------------都市整備委員長久保葉人君) (登壇) 第92号議案令和元年度佐世保一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 第8款土木費の都市計画費におきまして、公園施設長寿命化対策事業費740万円、第9款港湾費の港湾建設費におきまして、港湾施設改良事業の国直轄事業に対する本市負担金など、2億2,719万円が計上されております。 まず、公園施設長寿命化対策事業につきましては、花高中央公園の遊具を更新するものでありますが、委員会では、具体的な遊具の更新内容についてただしましたところ、当局から、「花高中央公園内に設置されている木製の小型複合遊具を撤去し、新たに、合成木材やアルミ・ステンレスなど、木製以外の材質による遊具を設置するものである」との答弁があっております。 さらに、委員会では、同公園内の他の遊具、並びに、他公園内の遊具の老朽化が想定される中、この遊具に特化して更新する理由についてただしましたところ、当局から、「公園施設の遊具については、平成27年度に予備調査、平成28年度に健全度調査を実施し、平成29年度に公園施設長寿命化計画を策定しており、その計画に基づき、今回、当該遊具を更新するものである。なお、そのほかの公園遊具についても、公園施設長寿命化計画に沿って、年次的に更新を進める予定である」との答弁があっております。 次に、港湾施設改良事業の国直轄事業中、前畑地区岸壁(マイナス10メートル)改良についてでありますが、当局から、「当岸壁は昭和45年に供用が開始され、既に50年近くが経過し、平成27年5月に桟橋の一部が崩落したことから、現在、復旧工事を実施しているところであり、今回、補正予算として国への負担金1億5,000万円を計上するものである」との説明があっております。 委員会では、当該港湾施設の利用者への影響の有無、並びに、事業完了年度の見込みについてただしましたところ、当局から、「本来、使用できていた港湾施設が使用できないため、一定の御不便をおかけしている状況であるが、国としても、早急な復旧を行うべく、令和3年度の事業完了に向け、尽力されている状況である」との答弁があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和元年6月28日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       文教厚生委員長 萩原 活            文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第92号議案 令和元年度佐世保一般会計補正予算(第3号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第3款 民生費、第4款 衛生費、第11款 教育費    第2条 第2表 継続費補正(追加)    第3条 第3表 債務負担行為補正(追加) 以上、原案を可決した。----------------------------------- ◆文教厚生委員長(萩原活君) (登壇) 第92号議案令和元年度佐世保一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、第3款民生費におきましては、低所得者・子育て世帯向けプレミアム付商品券事業費9,278万円、社会福祉施設整備補助事業費(中核市関連事業)126万円、公的介護施設整備補助事業費322万円、総額9,726万円が計上されております。 次に、第4款衛生費におきましては、動物愛護管理拠点施設(仮称)建設事業費1,500万円が計上されております。 委員会では、動物愛護管理拠点施設(仮称)建設に関し、「どのような経緯で現在の建設候補地を選定することとなったのか」との質疑があり、当局から、「数年前から、現施設の老朽化に伴い、新たな施設への建てかえを検討しており、候補地としては、市有地であること、また、静かな飼育環境であること、さらに、近隣住宅から一定の距離があること、そして、市内全域からの緊急時の対応に適していることなどの条件から、現在の候補地を選定したものである。また、近隣の各町内会からも一定の御理解を得ている状況であり、今後、地元とも情報共有しながら、動物愛護管理拠点施設をつくり上げていきたいと考えている」との答弁があっております。 また、第11款教育費におきましては、黒島教職員住宅改築に係る経費として、教職員住宅管理費1,949万円、スクールロイヤー制度の新設に係る経費として、教育行政一般管理事業30万円、教職員資質向上事業41万円、文化財の調査・保護・活用事業330万円、地区公民館管理運営事業1億2,530万円の総額1億4,880万円が計上されております。 あわせて、地区公民館管理運営事業において、令和元年度では1億1,284万円、令和2年度では1億6,925万円の総額2億8,209万円の継続費補正、並びに、教職員住宅管理(黒島教職員住宅解体工事)において、限度額708万円、教職員住宅管理(黒島教職員仮設住宅リース料)において、限度額3,694万円及び宮地区複合施設の長寿命化工事に係る地区公民館管理運営事業において、限度額591万円の債務負担行為が設定されております。 委員会では、文化財の調査・保護・活用事業の針尾送信所における多言語解説システム整備に関し、「本市に宿泊した外国人客数を基準に解説する言語を選択しているが、例えば、同じように多言語対応している国の外国人労働者の相談窓口で選択しているフィリピン語(タガログ語)などが入っていない。外国人労働者のように、本市に実際に居住し、生活している方への対応も考慮すべきではないのか」との質疑があり、当局から、「今回、解説する言語を選択するに当たっては、観光の視点で、本市に宿泊した外国人の数を対象としているが、外国人居住者への対応など、今後、さまざまな検討を行った上で最終的に決定したい」との答弁があっております。 これを受け、委員から、「多言語対応の事業は、既に他の分野でさまざま行われており、多方面から十分な情報収集を行い、本市の文化資源を外国人の方に知ってもらう機会を言葉の壁でなくしてしまうことがないよう、適正な言語選択を行ってもらいたい」との意見があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和元年6月28日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                       企業経済委員長 柴山賢一            企業経済委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第92号議案 令和元年度佐世保一般会計補正予算(第3号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出 第6款 農林水産業費、第7款 商工費 以上、原案を可決した。----------------------------------- ◆企業経済委員長(柴山賢一君) (登壇) 第92号議案令和元年度佐世保一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託された案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 まず、農林水産部関係における第6款農林水産業費におきましては、土地基盤整備助成事業において2,112万円、栽培漁業の推進と養殖業の育成事業において3,434万円が計上されております。 次に、観光商工部関係における第7款商工費におきましては、中小企業経営支援事業において1,000万円、観光客誘致促進事業において300万円、観光地域づくり推進事業において1,000万円が計上されております。 まず、栽培漁業の推進と養殖業の育成事業に関し、当局から、「西九州させぼ広域都市圏協定を着実に実施していくため、栽培漁業の中核を担う位置づけである水産センターの機能強化を図らなければならない。そのためには、既存施設を稼働しながら、老朽化対策、並びに、養殖・沿岸漁業推進に向け事業を進める必要があり、今年度は基本設計業務を行うものである。事業の内容や効果としては、特殊形状の水槽を、汎用性を持った水槽に施設改修を行うことにより、安定した種苗の生産が図られ、新しい魚種の試験生産への対応も可能となる」との説明があっております。 次に、観光地域づくり推進事業に関し、当局から、「今年は日本遺産佐世保鎮守府開庁・佐世保港開港130年の記念の年になる。年間を通してイベントを行う中で、佐世保港を舞台とする夏の一大イベントであるさせぼシーサイドフェスティバルとの連携を予定しており、新たな目玉として検討していたMUSIC花火の実施について、佐世保港の使用条件及び関係者との協議・調整が整ったことから、補正予算を計上したものである。なお、例年実施しているイベントの支援については、観光イベント支援事業として別に予算を計上しており、今回は130年記念として当事業の予算を計上したものである」との説明があっております。 委員会では、「させぼシーサイドフェスティバル以外のイベントを主催する団体に対しても本事業の募集を行ったのか」とただしましたところ、当局から、「今回は佐世保港を舞台に開催されるさせぼシーサイドフェスティバルの花火の規模を拡充することは、130年記念として、より効果的と判断したものであり、ほかのイベント主催団体には募集を行っていない」との答弁があっております。 また、委員会では、8月開催のイベントの補正予算を6月定例会で計上したことについてただしましたところ、当局から、「当初予算として計上すべきであったが、本来予定をしていたハウステンボスで実施されているようなMUSIC花火は、環境・費用の問題から実施が困難であるとさせぼシーサイドフェスティバル実行委員会から報告があった。しかし、本年4月に実行委員会からMUSIC花火の実施についての提案が改めてあり、安全対策など関係団体との協議・調整がついたため、補正予算として計上したものである」との答弁があっております。 これを受け、委員から、補正予算の考え方についてただしましたところ、当局から、「今回の補正予算の提案については、130年記念事業として事前に実行委員会で計画されていたものである。事業計画の策定に当たり、検討・協議・調整に時間を要したため、その事業の可否及び事業費の確定ができず、当初予算での計上に至らず、今定例会での補正予算となった。 今後は関係団体に対し、早期の事業計画の決定をお願いするなど、安易に補正予算は行わず、財政規律を守って予算を計上する」との答弁があっております。 委員会では、「今後、今回同様、複数のイベントが補助対象となり得るような事案が発生した場合には、関係団体に対して平等に周知を行うこと。また、補正予算については、安易に計上すべきものではなく、補正予算のあり方を認識した上で計上すべきである」との指摘があっております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。-----------------------------------                           令和元年6月28日 佐世保市議会議長 崎山信幸様                         総務委員長 北野正徳            総務委員会審査報告書 本委員会に付託されました事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたので、佐世保市議会委員会規則第20条の規定により報告します。                 記1 第92号議案 令和元年度佐世保一般会計補正予算(第3号)中    第1条 第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳入 全部     歳出 第2款 総務費、第10款 消防費    第2条 第2表 継続費補正(追加)    第4条 第4表 地方債補正(追加・変更) 以上、原案を可決した。-----------------------------------総務委員長(北野正徳君) (登壇) 第92号議案令和元年度佐世保一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託されました案件につきまして、審査の概要並びに結果を報告いたします。 今回の補正予算は、朝長市長4期目のスタートに当たり、「次なるステージ」として「進化しつづける市政」を目指し、これまでの第6次総合計画重点プロジェクトの成果を礎に、さらに地方創生を実現し、明日の佐世保をつくり出す重要項目として位置づけている八つのリーディングプロジェクトや西九州させぼ広域都市圏ビジョンに基づく事業のほか、進化し続ける市政のための新たな取り組みを進めるため、新規事業を中心に、関連予算の追加などが計上されております。 まず、歳入についてでありますが、ただいま各常任委員長から報告がありました各事業及び本委員会所管部局の事業に係るものとして、12億3,924万円が計上されております。 次に、歳出についてでありますが、第10款消防費につきましては、消防庁舎整備管理事業費2,250万円、災害情報等伝達事業費5億5,170万円などが計上されております。 うち、災害情報等伝達事業につきまして、委員会では、「今回の防災行政無線のデジタル化事業については、当局の整備計画のとおり推進すべきものと評価するが、一方で災害時の避難指示等が発令されても、情報の受けとめ方が個人で異なるため、避難行動につながりにくいという実態がある。そのため、住民の避難に対する意識の向上に向け、自主防災組織など、地域と連携した体制を構築していくべきではないか」とただしましたところ、当局から、「町内会・自治会単位で自主防災会を組織されているが、各地区自治協議会にも防災・防犯部会などがあることから、自分たちの地域は自分たちで守るとの趣旨により、災害の発生が予想される場合に適時に避難することを含め、地域の住民みずからが地区内の危険箇所を確認し、また、高齢者などの要配慮者への支援策など、地域の事情を反映した、その地区独自の「地区防災計画」の策定について、今年度から地区自治協議会を単位として取り組んでいただいている。初年度となる今年度は、相浦地区自治協議会と針尾地区自治協議会において、地区防災計画の策定に向けての取り組みに着手されている」との答弁があっております。 続いて、第2款総務費におきましては、政策企画調整事業費6,539万円、地方公共団体情報システム費633万円などが計上されております。 うち、政策企画調整事業における九十九島動植物園移転検討経費3,052万円につきましては、企業経済委員会の所管に属する事項にも関連することから、佐世保市議会委員会規則第13条の規定に基づき、同常任委員会との連合審査会を開催いたしております。 連合審査会では、当局から「現在、俵ヶ浦半島に位置する旧つくも苑跡地の活用構想については、全体のコーディネートを企画部が担っている状況であること、一方、九十九島動植物園においては、施設の老朽化に加え、天候により集客数が左右されるという課題もあったことから、雨天などでも集客が期待できる全天候型施設として俵ヶ浦半島公園(仮称)へ移転・併設の検討を行う経費を計上したものである」旨の説明があり、これまでの経過や現状などの確認を行いました。 引き続き開催した本委員会では、連合審査会において提出を受けた資料に関連し、委員から、「動植物園活性化計画の検証結果をもとに、有識者からのヒアリングを踏まえ、平成30年に今後の動植物園運営におけるあり方と方向性を取りまとめているが、その際、有識者へのヒアリングにおいては、少子化による入園者数の減少見通しや地理的な面による集客力について厳しい意見が出されている。また、近年の入園者数も減少傾向であり、これらを踏まえると移転を検討するに値するのか」との意見が出されております。 以上が審査の概要でありますが、委員会といたしましては、採決の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 なお、委員会といたしましては、以下の要望を付しておきます。 一 防災・減災の取り組みについては、防災行政無線の整備などによるハード面及び自主防災組織の組織率向上と連携によるソフト面での充実した体制整備により、市民の防災意識の高揚に努めること。 一 九十九島動植物園の俵ヶ浦半島公園(仮称)への移転・併設の検討については、今後、動植物園の活性化及び俵ヶ浦半島の振興についての重要な判断を行うに当たり、その判断材料となる相応の結果が得られるよう、意を用いて調査を行うこと。 以上、報告を終わります。 ○議長(崎山信幸君)  ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。第92号議案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第76 意見書案第1号 ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第76意見書案第1号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 ◆総務委員長(北野正徳君) (登壇) ただいま上程されました、意見書案第1号新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提案理由につきましては、タブレットに配信いたしております案文のとおりでございます。 よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(崎山信幸君)  これより質疑に入ります。 質疑をとどめます。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。意見書案第1号は原案のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第77 第164号議案から △日程第80 第167号議案まで ○議長(崎山信幸君)  次に、日程第77第164号議案から日程第80第167号議案までの4件を一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 ◎市長(朝長則男君) (登壇) ただいま上程されました議案につきまして、提案理由を説明申し上げます。 第164号議案佐世保市副市長選任の件……川田洋副市長が、来る7月31日をもって任期満了となりますので、その後任として新たに田中英隆氏を選任するものでございます。 第165号議案佐世保市副市長選任の件……山口智久副市長が、来る7月31日をもって任期満了となりますので、その後任としてさらに同氏を選任するものでございます。 第166号議案佐世保監査委員選任の件……相良克巳委員が、来る7月31日をもって任期満了となりますので、その後任として新たに宮崎祐輔氏を選任するものでございます。 第167号議案佐世保固定資産評価員選任の件……宮崎祐輔委員が、6月30日をもって辞任されましたので、その後任として新たに七種純一氏を選任するものでございます。 以上、簡単ではございますが、何とぞよろしく御審議のうえ、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(崎山信幸君)  これより質疑に入ります。 質疑をとどめます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案件につきましては、会議規則第31条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、さよう決定をいたしました。 討論の通告はあっておりませんので、これより採決に入ります。第164号議案から第167号議案までの4件は、同意することに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、以上4件は同意することに決定をいたしました。----------------------------------- △退任挨拶 ○議長(崎山信幸君)  次に、川田副市長から退任の挨拶の申し出があっておりますので、これを許します。 ◎副市長(川田洋君) (登壇) 皆様大変お疲れのところ恐縮に存じますが、7月末をもちまして退任をさせていただきますので、一言お礼の御挨拶を申し上げさせていただきます。 まずもって、朝長市長を初め職員の皆様、崎山議長を初め議員の皆様、そして市民の皆様には、3期12年と長きにわたり大変お世話になり、まことにありがとうございました。心から感謝とお礼を申し上げる次第でございます。 思い起こしますと、平成19年に朝長市長が最初に市長に就任されてすぐに、歴史と伝統ある佐世保市の副市長を仰せつかり、12年間、朝長市長、そして市議会の御指導のもと、私のふるさとでもございます佐世保市の発展のために、微力ではございますけれども、全力を傾注してまいりました。本当にこの12年間はハイスピードで、佐世保市の未来をつくるまちづくりが進められてきた激動の年月であったと思います。私の初仕事は、全国和牛能力共進会の本市への誘致でございました。既にそのときにはほかのある市での開催がほぼ内定しておりましたけれども、朝長市長や当時の松尾議長の御支援もいただき、何とか逆転をして、佐世保市へ誘致することができました。 その後も、思い起こしますと、西九州自動車道の延伸と拡張、栄・常盤地区市街地再開発、ウエストテクノ工業団地とシーヴイテックなどの企業誘致、させぼ五番街、まちづくり元気協議会、市町合併、中核市移行、西九州させぼ広域都市圏、世界遺産、日本遺産、世界で最も美しい湾クラブ、国際クルーズ船、IRなどのすばらしい仕事に、その一端の役目ではございますけれども、ともに従事できましたことは、私にとりまして大変充実かつ誇りに思えることでございました。 まさに朝長市長が、1期目は種をまき、2期目は花を咲かせ、そして3期目は確実に果実を収穫し、さらなる進化を目指して新たな種をまいたと言われる、その時期をともに仕事をさせていただき、楽しくまた幸せでありました。 よく私は本市の幹部職員に、「今の佐世保市政はほかの普通の市では経験できないような大きな仕事を次々とやっている。重い課題と責任を背負って、皆さんも大変ではあるが、むしろそういう仕事ができることに幸せと誇りを持って、佐世保市の未来をつくろう」と言わせていただきました。本当に本市の職員は、ほかのどこの市もかなわないような仕事をやっていると思いますし、県庁の職員なども、佐世保市は県下で一番頑張っているといつも言われております。どうか職員の皆さんには、朝長市長がいつも言われている元気・やる気・本気の特に本気の気合いを持って、今後とも佐世保市の未来のためにさらに大いに頑張っていただきたいと存じます。皆さんなら必ずできると信じております。 この12年間、朝長市長を初め職員の皆様、崎山議長を初め議員の皆様、そして市民の皆様とすばらしい時を過ごすことができ、さらに長崎県庁で34年間、佐世保市役所で12年間、合わせて46年間、生涯一公務員として仕事を全うできましたことを心から感謝申し上げます。 結びになりますが、これからの佐世保市の大いなる発展と市民の皆様のお幸せ、そして関係の皆様の御健勝と御多幸を祈念申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。お世話になりました。(拍手) ○議長(崎山信幸君)  次に、相良代表監査委員から退任の挨拶の申し出があっておりますので、これを許します。 ◎代表監査委員(相良克巳君) (登壇) 貴重なお時間をおかりして恐縮ではございますが、今月末をもちまして退任いたしますので、一言御挨拶を申し上げます。 平成23年8月に御選任をいただきまして、2期8年間務めさせていただきました。御選任いただくまで、長年にわたり民間におりましたものですから、就任当初は行政のルールを理解すること、特に、監査委員とはいかなるものかということを習得するために時間を費やしました。監査の実施に当たりましては、民間で会得しました経験と知識、それと物の見方、考え方、これを生かして取り組ませていただきました。 定期監査では事前ヒアリングを実施いたしまして、部署のトップの方々と業務の運営状況、特に、財務事務に関するリスク等について活発な意見交換を行いました。また、課長補佐級の昇任職員を対象にした内部統制研修においては、講義の時間を持ちました。これらの機会を通じて、職員の皆様とのコミュニケーション向上に努めてまいりました。そのことが財務事務に対する共通理解が深まり、市民の信頼に応える行政事務の遂行につながったと認識しております。 また、工事監査を初め、幾つか新しい試みを実施できましたのは、朝長市長を初め議員の方々、また、職員の皆様の御理解と御協力のたまものと心より感謝しております。 地方自治法の改正により監査業務も大きく変わってまいります。行政事務においては、事務プロセスの透明性をこれまで以上に高め、説明責任を果たしていくことが強く求められております。これらの期待に応えるためには、内部統制と監査が連携していくことが肝要と存じます。 最後になりましたが、佐世保市の一層の発展と議員の皆様の御活躍を祈念し、甚だ粗辞でございますが、退任の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(崎山信幸君)  お二方におかれましては大変お疲れさまでございました。今後とも本市の応援団として御尽力を賜りますようお願いを申し上げます。 以上で6月定例会に付議された事件は全て終了いたしました。 これをもって6月定例会を閉会いたします。     15時24分 閉会----------------------------------- 佐世保市議会議長    崎山信幸 佐世保市議会副議長   山口裕二 佐世保市議会議員    角田隆一郎 佐世保市議会議員    宮田京子...